2012-01-01から1年間の記事一覧

koujinのつぶやき その6

29日、友人と東武古書の市に出かけた。いつもなら、年明けそうそうに開催するのが恒例となっているのだが、今回は年末からの開催。年末年始で計10日間の開催ということらしい。 今回で62回目というから、このての古本市としては新春の恒例の伝統行事といって…

koujinのつぶやき その5

所属する「山の会」事務所の庭の草刈りに出かけた。年末の恒例行事らしい。6人で手分けして約1時間でほぼ終了した。 事務所は県道から少し入ったところにあり、付近は里山といった雰囲気。奥山からから下りてきたヤマガラの地鳴きが聞こえる。遠くの方では「…

koujinのつぶやき その4

先日、連れ合いと2人で、つくば市方面にドライブに出かけた。連れ合いはショッピング、私は北西方面から東へ回り込んでいく筑波山の景観を遠望するのが目的。まあそんな気軽なドライブ」だったが、あいにくの空模様で双耳峰はイマイチぱっとせずじまい。連れ…

古峰原高原〜横根山ハイク

10月21日、鹿沼市入粟野の古峰原高原〜横根山にグループでハイキングに出かけた。爽やかな秋晴れの一日、落ち葉の絨毯を踏みしめながら、黄金色や深紅に色づき始めた山々のパノラマを満喫した。 コースは、鹿沼市内方面から県道53号(通称・古峰原街道)を古…

正造さんと原子力

京都大学原子炉実験所助教・小出裕章さん(63)の講演会「正造さんと原子力」が9月29日、佐野市文化会館で開かれた。東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故を受けて、責任の所在を追及・批判したうえで、今、われわれの生き方が問われていると、改めて原発…

男抱山に登る

9月3日、宇都宮市北西部の小さな双耳峰、男抱山(338m)に登った。今年6月にも登ったが、今回は私にとっては珍しい動植物がみられたのがうれしくもあり、収穫だった。 男抱山は登山口から30分ほどで山頂に到着できる手ごろな里山である。頂上からの展望は360…

夏の古本まつりに行く

盆入りの8月13日、例によって友人と古本屋(新古書店を含む)巡りのドライブに出かけた。今回は、千葉県柏市のデパートで開かれている「夏の古本まつり」をメーンに、まあ、あちこち行ってみよう、といういつもながらの気まま旅。午前中は曇り空だったが、昼…

『「技術と人間」論文選』を推す

「地震大国日本で原発を立地すること自体、間違いである」 こんな当たり前のことになぜ今まで気がつかなかったのか? そもそもエネルギー問題に対してこれまで余りにも無頓着だった自分自身が情けない。人間、実際に火の粉が降りかかってみないと本当の熱さ…

koujinのつぶやき その3

3日前の土曜日、日中は猛暑が予想されるというのに、例によって友人と車で古書店&ブックオフ巡りに出かけた。「十年一日」というが、古本屋というものはまったく変わり映えがしない。棚の本は1年ほど前に来た時とほとんど同じ配置で埃をかぶっている状態だ…

koujinのつぶやき その2

先日、友人とつくば西武で開かれた古書市に出かけた。ミニミニ古書店が縁日のようにずらりと軒を並べて客の入りもまずまず。中高年らがトレジャーハンターよろしく「探書の林」に分け入る姿がなんとも微笑ましかった。 この古本市に出かけたのは昨年に続いて…

梅雨明けに思わぬ発見!

関東甲信地方に梅雨が明けた17日、「大金クジラ」の化石発見地を訪ねた。栃木県那須烏山市の県道10号を車で西進していると「600メートル先 大金クジラ発見地」の看板が飛び込んできた。化石が発見された場所は通称・烏山街道を縦断する荒川橋の周辺らしい。…

FWお勧めの一冊

太古の昔から森に生き続けてきた樹上性のリス類は、齧歯類の中で保守的な形態を残す「生きた化石」と考えられている。リスが地球上に出現した時代は、中生代に栄えた恐竜が絶滅し、原始的な哺乳類が繁栄を始めた新生代の初期(暁新世)にさかのぼる。暁新世…

鶏鳴山を登る

日光山の前衛、鶏鳴山(961メートル)に登った。栃木県の南西、日光市長畑・小来川に位置するこの山は、屏風のようにそびえ、麓の集落を見下ろしているかのようだ。落葉期には男体山や女峰山などの日光連山、前日光の景観が楽しめるが、今回の山行は梅雨の真…

アユ釣り最盛期へ

那珂川のアユ釣りが最盛期を迎えつつある。栃木県大田原市黒羽の那珂橋を挟んだ上下流では、早朝から連日多くの釣り人が訪れ、思い思いに清流に竿を投入している。 今年は、昨春の東電福島第一原発の過酷事故で、環境中に放出された放射性物質の影響でアユの…

聖泉と双幅の江戸彼岸

かつての「聖泉」は、里山の中腹に人知れず朽ちた姿を残していた―。 日光開山で知られる勝道上人の産湯を汲んだとされる沢伝いの泉の跡。草むした急斜面の山腹に二坪ほどの陥没のような跡がみられ、その右上には史実を記す碑がひっそりと立っている。 「(栃…

Rock star of Kids

I don't think about anything. Ashima はいつも無心で岩を登っていく。すでにプロレベルの記録を持つこの11歳の少女は、バランス、敏捷性にすぐれ、すべてが正確ですべてが計算されている、とプロのクライマーも絶賛。ボルダリング界の誰もがその才能と技を…

務台理作と再び出会う

ある日、ふらっと入った新古書店で務台理作『哲学十話』(講談社学術文庫)を見つけた。が、その時は他に目ぼしい本がなかったので、一冊だけ買うのも何だから買うのを見送った。なにせ105円の廉価本。一冊だけ買うというのも気が引けたわけだ。 それからど…

koujinのつぶやき その1

ヒトは、齢を重ねるごとに自然に即した生き方に戻っていくんじゃないか、との思いがある。 里山の景観を眺めたり、動植物を写真に収めたり、身近な自然をフィールド・ワークすることで心身が癒される。ヒトもやはり自然生態系の中で生かされている存在なんだ…

キジバトのヒナが孵る

5月下旬、里山の麓のナシ畑でキジバトのヒナが孵った。 ナシの木に巣がかかっているのを発見し、親鳥の留守を見計らって中を覗くと、ニワトリの卵よりひとまわりぐらい小さい真っ白な卵が2個産み落とされていた。翌日の朝、なんと卵からヒナが孵っていた。体…

谷津田の周りの自然

低湿地にある田んぼを谷津田(やつだ)という。山腹などの傾斜地に階段状に設けた水田や台地に挟まれた細長い谷にある水田なので谷地田(やちだ)、棚田などともいわれるようだ。こうした谷津田はいずれも面積が小さいので機械による耕作が難しく、耕作放棄…

半蔵山・羽黒山・男抱山を歩く

先月の13日(日)、栃木県宇都宮市の北西部に位置する半蔵山(502.1m)・羽黒山(493m)・男抱山(338m)を歩いた。半蔵、羽黒の両山の頂上はスギ・ヒノキ人工林や広葉樹が生い茂り、ほとんど展望が利かない。それに引き換え、男抱山は登山口から30分もあれ…